ミーラヤ・コーシュカ 制作日記

三度の飯より手芸が好き。主にビーズアクセサリーを作っています。記事は制作過程や日常のこと。

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モスクワに留学したのはもう六年も前のことになりますが、
そこで見た景色や空気のにおいは、今でもふとした瞬間によみがえってきます。

ことに最近思い出されるのが、メトロのとある風景。
モスクワ大学の最寄り「大学駅」から地下鉄の一号線に乗ると、
あるとき急に地上に出る瞬間があるのです。
窓の外が大きな川と広い空でいっぱいになり、車両の中にも外の光が差し込みます。
普段、無表情で座っているほかの乗客たちも、
その時だけは、窓の外に目をやる人が多かったのを覚えています。

駅名は"Воробьёвы горы"(ヴァラビヨーヴィ・ゴールィ)、日本語で「雀が丘駅」。
誰か動画を上げていないかな……と思って調べたら、ありました!
1:05あたりで、雀が丘の景色が見えます。これです、これ。
動画の撮影者が乗っているのは、モスクワの中心地から「雀が丘駅」に到着し、
このあと「大学駅」へ向かう、日本で言うなら下り電車です。


メトロの一号線といえば、「大学駅」を挟んで「雀が丘駅」と反対側にある、
「ヴェルナーツキー通り駅」。
ロシア語で"Проспект Вернадского"(プラスピェークト・ヴェルナーツカヴァ)、
当時の私にはとんでもなく長い名前で、なかなか覚えられませんでした。

この「ヴェルナーツキー通り駅」、
そもそも私が当初の予定通り、モスクワ大学の敷地内の寮に住んでいれば、
知ることも降りることもなかったのです。
それが、いくつものボタンの掛け違いで、
渡航早々やむを得ず、この駅の近くにある寮を借りることになりました。

寮の名前は、忘れもしない"ДСК"(デー・エス・カー)。
でも何の略称だっけ……と思いながら調べてみたら、
モスクワ大学による寮の紹介ページが出てきました。
"ДСК"="Дом студента на Кравченко"
―クラフチェンコにある学生の家、といった意味でしょうか。

渡航二日目か三日目、方向音痴が災いして、寮までの帰り道がわからなくなったとき、
この正式名称が思い出せず(だって長いんだもの)、
道行く人には「デー・エス・カーはどこですか?」と略称で尋ねまくりました。
三人中二人にそれで通じて、無事に帰れました……。

上り電車の方向で辿ると、
ヴェルナーツキー通り駅(一時的のつもりが一か月半も住むことになった寮のある駅。)

大学駅(モスクワ大学の最寄り。)

雀が丘駅(上の動画の駅。近代的。)

スパルチーヴナヤ(スタジアムの近く。ワールドカップで使われているのかしら。)

フルンゼンスカヤ(降りたことはない。今は工事中みたい。)

文化公園駅(卒論のために、トレチャコフ美術館の新館へ通ったときに降りた駅。)

クロポトキンスカヤ(こちらも降りたことがない。通過しただけ。)

レーニン図書館駅(確か、目抜き通りがある「アルバート通り駅」につながっていたはず。)

アホートヌィ・リャート(クレムリンの近く。モスクワ大学「アジア・アフリカ言語学校」の最寄り駅。学生証や定期券の手続きでときどきここに来ました。)

…まだまだ北へ続くけれども、思い出せるのはこのあたりまで。
調べてみると、一号線には最近は新しい駅も増えているみたいなので、
いつかまたロシアに行けることがあったら、降りてみたいものです。

*****
動画を撮った人、えらい。
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梅雨に入りました。道端のあじさいの色がきれいです。
ロシア語検定が終わってからは、勉強はちょっとお休みして、
一か月ぶりくらいにビーズを広げています。

ビーズをする人なら必ず一度は使ったことのある、「カン」。
もちろんビン・カン・ペットボトルのそれではなく、
「釻」とか「鐶」などと書く、金属製の輪のことです。

通常は、パーツとパーツをつなげるようにして、こんな風に使います。
非常によく見かける、ベーシックな金具です。

↑かなり前に作ったイヤリングの写真。
イヤリング金具、白いビーズ、クローバー型の金属パーツ、青いビーズが、
それぞれ丸いカンでつながれています。

このカンというパーツを、ビーズと一緒に刺繍に使えないかとふと思いつき、
試しにやってみたら、いい塩梅に模様の一部になりました!


わかりますでしょうか。
楕円型のカン(Cカンと呼ばれます)が、その形を活かして花びらになっています。

奇をてらわず、またビーズの個性に頼り切ることなく、
何でもない材料を上手に使いこなせるようになるのが私の目標。
だから、こういった使い道を見つけたときはかなり嬉しいです。

このタイプで、刺繍を作りためてみようと思います。
夏のイベントまであと二か月を切ったので、少し急いで作らなくては。
*****
週休三日くらいほしい。
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誕生日に書いた記事から、だいぶ時間が経ってしまいました。
からっとさわやかな5月も、もうすぐ終わります。
自分の生まれつきだからというのもあり、私は5月が好きです。
だから、6月の頭が見え始めてくると、急に名残惜しくなります。

先週の日曜日、うっかりと手を怪我してしまいました。
料理や洗濯、皿洗いなど、水を使う家事に差し支えるくらいでしたので、
針を使う手芸も、もちろんお休み……。
幸いにも痛みは少なく、傷も1週間ほどでふさがってきました。
いまはこうしてキーボードを打つのも楽にできるようになっています。

手を動かすのが億劫だったため、
ロシア語検定の勉強も、きのうの夜にさっと最終確認するのみ。
いままでの蓄えを信じて、きょう4級の試験を受けてきました。

文法、和文露訳、露文和訳、朗読のいずれにおいても、
6割を超えて得点することが合格の条件。
毎回の合格率も、どうやら7割には届かない様子。
油断すると、落・ち・ま・す。

でも、留学経験があるのに4級をパスできないのは、
いくらなんでもさすがに切ないので、
各科目とも8割越えを目標に、過去問を使って勉強しました。

ところが、試験を受けながら、あやふやなところを次々と発見してしまうのです。
「砂糖入りで」は書けたのに、「砂糖なしで」の格変化を間違えたり、
存在しないものが主語になるときの格に迷ったり、
「準備する」という動詞の主語が「私は」のときの語尾に迷ったり……。
うーん、やはり最低限の文法は覚えてしまわねば。

ちなみに、朗読の試験はボイスレコーダーに自分の声を吹き込むというもの。
アクセントやイントネーションは、きっと大丈夫。
でも、録音できているかどうかの確認をするときに、
レコーダーから流れてきた自分の声が、あまりに子どもっぽくてショックでした。
減点されるとしたら、舌足らずゆえに正しく伝わらない……というところかも。

色々と反省点が出てきましたが、これも今後に生かすチャンス。
気持ちを切り替えて、これからもコツコツ勉強します。

試験の結果はまず大丈夫だと思うけれど、きっとどの科目も合格点だと思うけれど、
それでもやっぱり、万が一ということがあるから……

受かりますように!どうか!

*****

結果通知が待ち遠しい……。
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下北沢「DIAMOND HERO」で委託販売を始めたのが、
2011年の5月6日、私の21歳の誕生日でした。
記念もかねて、毎年5月の連休には納品をするようにしています。
今年の連休も、ブローチを納品してきました。
お店のインスタグラムでも紹介されていますので、ぜひご覧ください。

委託販売を始めたその当時は、大学3年生になったばかりでした。
気楽な学年だったこともあり、また人間関係が変わった時期でもあり、
わりとすっきりとした気持ちで授業に出ていたのを覚えています。

そのわずか半年ほど前、つまり20歳のときには、
当時付き合っていた子と突然別れることになったり(涙)、
また悩み抜いた末に部活動を辞めたり(辛)、
何かと気持ちの苦しい出来事が続いていました。
あんなにつらかったのに、今となっては、もう8年も前のことです。

20歳のなんと息苦しかったこと、21歳のなんと気楽だったこと。
年齢の数字がひとつ変わっただけなのに、感覚がずいぶんと違ったのを思い出します。


誕生日といえば、母とよく話題にするのが、私の10歳の誕生日。
家のビデオにばっちりと残っています。

父が切り分けてくれる、大きな誕生日ケーキ。
私も、ふたりの妹も、早くケーキを食べたくて、
椅子からそわそわと腰を浮かせて落ち着きません。

そんな中、母がビデオカメラを私に向けて、こう聞きました。
「10歳になった感想をどうぞ。ここまでの道のりはどうでしたか」
答えに困ったのか、腕を組んだ私が、決まらない声でひと言。
「うーん、道のりねえぇ」

何とも言えない、お年寄りのような、間の抜けた私の返事。
それ以来、このビデオは別名『道のりビデオ』となりました。

……と、ここまでは笑い話。
そのあと、切り分けられたケーキを受け取りながら、私がつぶやきます。
「生きてくってさあ、楽しいこととさあ、嫌なこと、どっちが多いのかなあ」

なんと年寄りくさい10歳児でしょうね。
このシーンを見るたびに、自分で自分に苦笑します。
それでも、ビデオを撮っている母は、きっぱりと答えます。
「嫌なことのほうが多いと思うよ」

そのあとも、母と私の会話は続きます。
母「いいことも悪いことも、結局半分ずつあるだろうな。一生悪いってこともないだろうしね」
私「うんうん、一生いいこともないね」
母「他人に対して、人を傷つけないこと、それだけだな」
私「うん」
母「人の命をうばったり、そういうことがなければ、普通に生きられるよね」
私「うん」

※こうして、10歳の私と母が神妙な話をしているその横で、
真ん中の妹はケーキの感想を大げさに並べ続ける。
「わあー!」「このケーキはこぼれやすいね!」「いっただきまーす!」「おいしー!おいしいよ、〇〇ちゃん!(←私のあだな)」
一方、一番下の妹は、「おたんじょうびおめでとう」のチョコプレートを私にねだりつづける。
「〇〇ちゃん、チョコちょうだい」「ねえ、〇〇ちゃん、ちょっとチョコちょうだい」「チョコ、チョコ半分にちょうだい、半分にちょうだいっ」
てんでばらばらで、大変にぎやかな日常でした。


いいことも悪いことも半分ずつ。
28歳になった今日も、母の言葉は当たっていると思います。
渦中にいるときは辛いけれど、気が付いたら通り過ぎていました。
そう、私の場合、果敢に「乗り越えてきた」わけではありません。
別の道を見つけては「通り過ぎてきた」という感じです。

ここ数年、ことに26歳、27歳は辛いことが多くて、
自分自身の気持ちの置きどころにも迷っていましたが、
28歳が近づくにつれて、不思議と落ち着いてくるのを実感してきました。
これも、年齢の数字が変わっただけなのですが。

進学、卒業、成人、入社などの社会的な節目とは別に、
人それぞれに、目に見えない節目のようなものがあるのだと思います。
だって、私の本質は、昔から何も変わっていませんから。
何かが変わったとすれば、それは時間のなせる業なのでしょうね。

ちなみに、必死にチョコをねだっていた一番下の妹も、いまは21歳。
今日、バイトのあとに、私に小さなケーキを買って帰ってきました。
いやあ、大きくなったもんですね。(←私が育てたわけではない)

連休が終わるのが名残惜しいのですが、また明日から仕事です。
*****
とりあえず、28年無事に生きることができました。
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この三連休は、部屋でおとなしーく過ごしました。
普段あまり薬の副作用を感じることはないのですが、
今回の薬は、飲んでしばらくすると起きていられなくなります(~_~)
今日も、朝、昼、夕方と何回か横になってうとうとしました。
ここ最近、咳がひどくて、夜なかなか寝付けなかったので、
こうして昼間に眠ることで、体が少しずつ回復しようとしている……はず。

ご飯を食べて、薬を飲んで、うとうとする以外の時間は、
この三日間、ロシア語の勉強を進めていました。
といっても、がりがり勉強するのは面白くないし疲れるので、
検定の過去問を解く以外は、単語のアプリで遊んでいました。

「memrise」(メムライズ)というアプリで、
忘れた頃に復習をさせられる機能が、大変しつこくて優秀です。
忘れることを前提に作られているのでしょうね。
おかげで、暗記が苦手な私でも、覚えられる単語が少しずつ増えてきました。
単語帳を作る手間も、ノートをとる必要もないので、
面倒くさがりで飽きっぽい私でも、かれこれ一か月ほど毎日続けられています。
スマホからもパソコンからも使えます。

漢字を習うときのように、単語をひたすら紙に書いて覚える方法もありますが、
私の場合、それでは手が疲れるだけであまり覚えられません……。
語彙を増やすためには、必ずしも書くことにこだわらなくてよさそうです。

「memrise」は有料版もありますが、私は無料版で十分です。
ロシア語以外にも様々な言語から好きなコースを選べるので、
いつか英語やドイツ語のコースを使ってみたいです。
でも、とりあえず、いまはロシア語に集中します。
*****
あした、あさって働いたら、また連休。
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プロフィール

HN:
milaya koshka
年齢:
28
性別:
女性
誕生日:
1990/05/06
趣味:
手芸とロシア語
自己紹介:
"милая кошка"はロシア語で「かわいいネコ」のこと。休日に少しずつ作りためたアクセサリーを、下北沢「DIAMOND HERO」にて委託販売しています。現在、大学生の妹と二人暮らし。

【真夏のデザインフェスタ2018参加予定】
ブースNo. E-248「ゆずのか工房」(友人と一緒に出展します)
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