ミーラヤ・コーシュカ 制作日記

三度の飯より手芸が好き。主にビーズアクセサリーを作っています。記事は制作過程や日常のこと。最近はロシアネタが多め。

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このブログを開設してから、もう5年半が経っていました。

初めは手芸に関する記事だけを書いていたのが、だんだんと日常の記事が増えてきて、独り言みたいな取りとめもない記事もあって、最近はロシア語のことばかりになっています。限られた時間に私が優先していることが何なのかが、ブログの状態から如実にわかるという……。

手芸の記事を目当てに当ブログへ訪問した方、ごめんなさい。気が付いたら、かなり長いこと新しい作品の紹介をしていませんでした。もともと、制作のペースはスローではありますが、最近はちょっと集中して制作に充てられる時間が減っています。

ロシア語の記事を目当てに訪問した方も、案外期待外れなのではないかと思います。このブログでは、試験の勉強法はほとんど載せていません。

今日は、少し文章を書いて発散しようと思います。先に挙げた種類で言えば、とりとめのない記事です。いま、自分の内側からはふつふつと、何かをどうにかしたいという、言葉にならないもどかしさ、狂おしさがあるのですが、体がうまいことついていきません。よく、私は、頭ばかり冴えた状態になります。この状態で、仮にビーズで何かを作っても、おそらくすぐにほどくことになるので、今日は手を付けないでおきます。

◇◇◇

たくさんのやりたいことの中から、今日は、2回の洗濯、部屋中の掃除、合間に仕事のメールの返信、家賃の振込、それから、唯一リアルタイムで見ているアニメの最新話を見て、読みたくてなかなか読めなかった本を一気に読み、昼寝。目覚ましで目が覚めたのに、いつもの動悸で起き上がれず――半分金縛りの状態で再び眠り、次に目が覚めたときには、ベランダの外に見える向かいの家の窓に夕焼けが映っていることに気づき、何とか体を起こして、買い物に行って、帰ってから何の気なしに漫画を読み始めて……、そう、今日は何かを作り出すよりも、何かを無性に取り入れたい日なのでした。昨晩も一冊、途中まで読んでいた本を読み終えてから寝たんだっけ。たまたま、二冊とも、主人公は母親を亡くして父親と二人暮らし。ふと、私の知るある家庭が頭に浮かび、それぞれいつもどんなことを考えながら生きているんだろう、なんて想像していました。それから、さっき読んだ漫画と併せても、物語には、よく夢を見る描写が出てくるなあ……そんなことを思い、そういえば、私はさっきのお昼寝でも、また昨日の朝も、夢で泣いて、泣いたまま起きたことを思い出しました。そもそも、私は今朝からのどが痛くて、生理中でもあり、仕事のために早く体を回復させたいから、今日は一日家で過ごそうと思ったのでした。

でも、こうして書いてみると、「回復させたい」「休みたい」と思いながら、ほら、やっぱり頭ばかりが動き続けている。やらなければいけないこと、考えなければいけないことがまだ山積みで、「あれ、私、やること多すぎない?」と思い、一回整理しようと思い、こうしてブログの画面を開きました。

◇◇◇

いつからか――恐らく働きはじめてから、私は自分の趣味を意識して減らしました。残ったのが、手芸とロシア語。この二つは私のライフワークになるだろうと思いました。少なくとも、このブログを始めたころには、すでに。

でも、最近、私は本当は、もっと多くのことをやりたくて、もっと多くのことを知りたい人間なんだと気づきました。信じられないくらい欲張りで、信じられないくらい次から次へと新しいものを渇望しているのだと。

本を――タイトルだけを知っていてまだ読んだことのない数多の本を。子どものころに読んだ本を。学生のころに読みかけて挫折した本を。
漫画を――学生のころに読んで結末を知らないままの漫画を。好きだった漫画を。いま手元にある漫画を。
言葉を――ロシア語を。英語を。北欧や東欧の言葉を。日本の古文や漢文を。
手芸を――とにかくきれいなものを。作りかけのものを。自分でも作り方を忘れるくらい複雑なものを。その反動で、これ以上ないほど単純なものを。
それから、映画、音楽、数学、手紙、メールーー。

そりゃあ、時間に追われるはずですよね。ここに仕事ですから。一日の三分の一が睡眠、残りが仕事。仕事のない土日は一週間の七分の二――ですが、私には人一倍の休息が必要だから――実質は七分の一――時間にして10時間ほどでしょうか。これが、ようやく、仕事以外のやりたいことに充てられる時間になるわけです。

どれにも時間が必要で、しかし、残念ながら、どれにも際限がないので、いくら時間があっても足りない。「時間が足りない」と言うと、まるで仕事ができない人の口癖のようですが、そうではなく、私の場合、死ぬまで時間が足りないのだろうと思います。

ああ、そうか。今、書いていて気づいた。本当に、死ぬまで足りないんだ。時間。

◇◇◇

自分のことを知りたくて、自分自身を説明するために、今までいろいろな言葉を探してきました。最近折に触れて頭に浮かぶのは、「言語偏重」。その対極にあるものが今はわからないけれども、私は恐らく言語偏重なのだと思います。読書、語学、映画――何でもいいのですが、たぶん、私が欲しているのは言葉。
頭のよさとか、記憶力のよさとか、そういう話とは全然別。ただ、私が退屈を知らないのは、趣味が多いから、やりたいことが多いからというよりも、頭の中にあまりに多くの言葉が渦巻いているからなのかもしれない。そう思います。

ところで、この感覚。
何かを読み、見て、知って、それについて考えるたびに、自分が一旦ばらばらになる、この感覚。崩壊、解体、離散……うーん、うまく説明できない。でも、かならず一度これまでの自分が崩れて、それからまた、気が付いたらもとに戻るような感覚。私は、この感覚が、未だにうまく説明できないんです。これ、共有できる人がいないかな。私の代わりに説明をしてほしい。

とにかく、明日は明日で、あしたのうちにやれることをやろう。これまでも何とかやれてきたから、この先もきっと大丈夫。まずは、そうだ、お風呂に入ろう。

「人は生きてきたように死ぬ」というけれど、私も、きっとそうなんだろうと思います。「ああ、あの話の続きを見届けたかったなあ」とか、「あの本をもう一度読んでおきたかったなあ」なんて、やりたいことをリストアップしながら逝く。そのとき、私は、仕事で関わる人のことは考えても、家族のこととか、友人や知り合いのことなんて、考えもしないのかもしれません。

*****

人は生きてきたように死ぬ。


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プロフィール

HN:
milaya koshka
年齢:
29
性別:
女性
誕生日:
1990/05/06
趣味:
手芸とロシア語
自己紹介:
"милая кошка"はロシア語で「かわいいネコ」のこと。休日に少しずつ作りためたアクセサリーを、下北沢「DIAMOND HERO」にて委託販売しています。ときどき、友人と一緒に「ゆずのか工房」という名前でイベントに出展します。
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