ミーラヤ・コーシュカ 制作日記

三度の飯より手芸が好き。主にビーズアクセサリーを作っています。最近、制作はちょっとお休み気味。そんなわけで、記事は日常のことやロシアネタが多め。

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おととい、部屋のドアの新聞受けに、レターパックの不在票が入っていました。先日台風で中止になったロシア語検定の返金に関する案内かと思い、再配達を依頼。きのう受け取って開封したら、そうではなく、8月に受けたТРКИ(テー・エル・カー・イー)の試験結果でした。

そう、ややこしいのですが、日本で受けられるロシア語検定は二つあり、それぞれ微妙に名称が異なります。
先日の台風で中止になったのは、「ロシア語能力検定試験」。日本で受けられる日本人のためのロシア語の試験です。
一方、ТРКИは日本で「ロシア語検定試験」と名付けられています。ロシアの教育科学省が認定する、ロシア語を学ぶ外国人のための試験です。

不在票や、届いた郵便の差出人をよく見たら、確かに「ロシア語検定試験」と書かれていました。なんだ、私がちゃんと見ていなかっただけか(^^;)

さて、試験は無事に合格していました。ちなみに、わたしが受けたのは、一番易しい「入門レベル」です。
このA4サイズの薄い成績表。見覚えがあると思ったら、留学を終えたときにもらった成績表と似ているのでした。"СПРАВКА"(スプラーフカ)といいます。言葉の響きが懐かしいです。


作文、会話、文法、読解、聴解それぞれの成績が、ポイントとパーセンテージで記載されています。各教科66%以上(もしくは4教科が66%で、残り1教科が60%以上)で合格です。
今回は、作文が90%、会話が99%、文法が93%、読解と聴解が満点と、思ったよりもよくできていました。会話は、多少甘めに採点してくれたのだろうと思います。

こちらの書類は"СЕРТИФИКАТ"(セルティフィカート)。英語の"certificate"でしょうか。同封の返信用はがきがこの証明書の受領証になっていました。こちらの書類も薄いA5サイズの紙ですが、触った感じからすると、偽造防止の加工がされているようです。


ひとまず、2019年に挑戦するロシア語の試験は、これにて終了しました。特に、このТРКИは長らく気にかかっていた試験だったので、こうして終えることができて感慨深いです。留学当時は、まさにこの入門レベルの試験を受けるためのクラスに在籍していました。今回の試験をパスしたことで、当時の自分のロシア語を超えられたことになります。重い腰をあげて試験会場に行った甲斐がありました

来年の8月は基礎レベルを受験します。

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自分との約束を果たした感慨。

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きのう、とうとうТРКИ(テー・エル・カー・イー)――ロシア主催のロシア語検定を受けてきました。

ТРКИは、英語のTOEICやTOEFLのロシア語版のようなものです。ただし、英語のほうと違って、日本での受験のチャンスは年に1回しかないのと、受験料が高いのとで、あまり気軽には受けられません。

留学中、私はこの試験を受けられるクラスにいたにもかかわらず、生活に慣れるのに必死なのと、卒論を仕上げなければならないのと、滞在期間が全プログラムの半分だったのとで、受験せずに帰国しました。そして、帰国後、すなわち就職後は、ロシア語の勉強を数年間やめてしまっていました。でも、「いつかちゃんと受験したい」とは思っていたんです。その積年(?)の思いを、きのう果たしてきました。

正直、試験の前日は仕事から帰るのが遅くて、「明日の試験面倒だな、朝早いし、週の後半は勉強時間を取れなかったし、朝はゆっくり寝ていたいな……」と後ろ向きになっていました。それでも、もうこれをサボったら一生受けに行かない気がしたので、自分で自分を奮い立たせて、試験会場に行きました。

結果としては、受験してみてよかったです。判定はわかりませんが、とにかく試験の様子がわかったのが収穫です。これで来年は、少し楽な気持ちで会場に向かえます。

それに、試験会場で出会った人たちが、とにかく面白かったんです。同じ入門レベルを受けた人が、その日は私を含めて三人しかいなかったのですが、その二人が、それぞれ大変ユニークでした。出自も生活も学習履歴もバラバラでしたが、それがまた、それぞれに興味深かったです。
共通していたのは、それぞれがロシアに行ったことがあるということ。試験の合間の休憩時間やお昼休みは、現地ネタで盛り上がりました。

お二人から仕入れた情報で、これはと思ったもの。

1.モスクワのメトロでは≪ТРОЙКА≫(トロイカ)が便利。
→トロイカは、あの「そり」ではなく、日本のSuicaやPASMOのようなチャージ式乗車カードのこと。2013年から始まったサービスのようです。残念ながら、私が留学していたとき(2011~2012年)にはまだなかったです。うう、おみやげにほしい……。

2.今年はチェブラーシカ誕生50周年なので、チェブラーシカとコラボした「トロイカ」が販売。
→調べたら、ロシアビヨンドの記事に載っていました。これはかわいい。うう、ますますほしい……。

3.世界中の人とやりとりできるSNSの中で、「SLOWLY」がおすすめ。
→一人の方に教えていただきました。文通で手紙をやりとりするように、相手の国が遠ければ遠いほど、メッセージが届くのに時間がかかる仕組みだそうです。これは面白い。多くのSNSは即時更新。リアルタイムのメリットはありますが、そのスピードの速さがかえってわずらわしいときがあります。しかし、じっくり考えてからお返事を出せる「SLOWLY」は、私に合っていそう……。というわけで、きのう試験から帰宅するなり、さっそくアプリをダウンロードしました。
「SLOWLY」公式サイトはこちら。わかりやすい説明が載っています。ちなみに、アプリやサイトの日本語対応が始まったのは、実はごく最近だそうです。

ТРКИの結果は、10月のどこかで届くようです。(忘れたころにやってくる……)
これからは、10月12日(土)のロシア語検定の勉強を続けます。

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とにかく、私、が、頑張った……。

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お盆休みが終わります。うーん、本音は、もうちょっと休みが続いてもいいと思っています……。

会いたい友人に会えて、母のところに泊まりに行けて、DIAMOND HEROに納品できて、歯科の定期検診と会社の健康診断も済ませて、お昼寝をして、好きな音楽を聴いて漫画を読んで、部屋の模様替えと整理をして……やりたいことをやりたいタイミングでできたお盆休みでした。

何よりも、ロシア語の勉強にだいぶ時間を割けたのが良かったです。

◇◇◇

10月の2級の試験に備えるべく、8月に入ってから過去問を解き始めましたが、苦戦しています。特に数詞に関する文法が難関です。4級から3級へもレベルの飛躍を感じましたが、ことに3級から2級の、この隔たりよ……。

大学で第二外国語として習っていたころとは違い、いまは独学です。それでいて、当時よりも今のほうが、より込み入った内容の学習に入っているので、行き詰ることもしばしば。「わからない」→「調べる」→「練習する」→「ちょっとわかってくる」のループで、大抵翌日には何かしらの光が見えるようになりますが、勉強って、かくも孤独なものですね。

行き詰ったときに私が参考にしてるサイトがこちらです。
「ロシア学事始」ロシア語講座 初級のページ

どなたが運営しているサイトかは存じ上げないのですが、驚くほど充実していて、大変参考になります。数詞に関するルールは、ここで数ページにわたり熟読しました。頭に落とし込むまでに、もう少し時間が必要ですが。

① 文法を覚える(いうなれば、森)
② 単語の変化形を覚える(木、むしろ枝?)
外国語の学習で大変なのが、この両方を身につけていくこと。

文法を知っていても、どのように語尾を変化させるかを知らなければ、手も足も出ない。かといって、極端な話、語尾の変化をすべて丸暗記していても、文法を知らなければ適切に運用できない。だから、どちらの練習からも逃げられないのです。

あと、最近実感するのが、ロシア語の文法を理解するために、日本語の文法への理解が大変助けになるということです。日本語で書かれたロシア語の文法の説明を理解するには、日本語の仕組みをよくわかっていることが前提です。

※もちろん、これは、人によって、その言語を習得することで何をしたいかによるところだと思います。フランクな会話をすることが当面の目標の場合は、別の道を選んだ方が、望む学習効果が得やすいはずです。
ただ、少なくとも、「文法への理解と会話の練習はどちらが必要か?」みたいな問いは、本当にナンセンスだと思います。(言葉の仕組みを理解することと、相手ありきのアウトプットをすることが、どうして同列になるのか、私にはよくわかりません。)

話が逸れましたが、私は、文法はきちんと理解したいほうです。そして、語尾の変化も発音も、アクセントの位置も、できるだけ早いうちに正しく覚えたい。あとで覚え直すのが大変だからです。もちろん語彙も増やしたい。欲張りですね。
そして、その理由は――これは最近自覚したことですが、ロシア語で文章が読めるようになりたいからなのです。日本語で読書をするときに、頭の中でリアルに“声が鳴っている”のと同じように、ロシア語でもその状態で本が読めるようになることを、私は望んでいるようです。

道具の使い方を気が済むまで心得ておけると、安心して作業に取り掛かれて、しかも少し応用もできる――生まれ持った私の気質がこうなので、ロシア語で文章がよく読めるようになるまでにも相当な時間が必要ですが、時間をかけただけのことはちゃんと得られると信じています。

いまは、ロシア語のポップスの歌詞が以前よりも聴き取れるようになったこと、会話集などを読んでわりとすっと頭に入ってくること、ロシア語で何か書きたいという気持ちが高まっていること……そのあたりが喜びです。なんとささやかで、しかし確かな喜びでしょうか。

*****

明日からまた仕事。このまま勉強は毎日続けます。

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今朝の夢で、私はなぜかこの曲を熱唱していました。


Земфира(ゼムフィーラ)の"Хочешь?"(ホーチェシ)という曲。今から19年前にリリースされました。
どうして夢でこれを歌っていたのかは全く思い出せませんが、目が覚めたときに「あ、歌ってた!」と気づきました。特にサビ。

"хочешь сладких апельсинов"(甘いオレンジがほしい?)

本当に声を出していたとしたら、大変うるさい寝言だったと思います。

◇◇◇

今日は、午前半休を取ってゆっくり休みました。予定ツメツメの4月、5月が終わり、先週末のヨコハマハンドメイドマルシェも終え、ようやくちょこっとお休みが取れるようになりました。
タフではない心身は意識して休めていかないと、気が付いたときには消耗しきっているのです……。

この貴重なお休みの時間に、カーテンを洗ったり、友人に手紙を書いたり、あとは証明写真も撮りに行きました。8月のТРКИ(てー・える・かー・いー)の受験申込に、パスポートサイズの証明写真が必要だと気づいたからです。このТРКИ――ロシア語検定試験は、受験の機会が年1回、受験料が2万円越えと敷居が高いのですが、応募にすら、こうしてちょっと手間がかかります。

受けるからには受かりたいのですが、試験対策はちょっと腰が重いのも正直なところ。
試験対策用の本は、OZON(オゾン、ロシア版amazon.comみたいなもの)で購入することができますが、ちゃんと届くかどうか怪しい。かといって、この本一冊のためだけに神田の「ナウカ」(ロシア語の書籍の専門店)まで行くのもなあ。
ロシア語の試験対策をしようとすると、こういう壁にぶち当たります。受験する人が少ないので、いわゆる対策本を手に入れるだけでも一苦労なのです。

いっそ、この試験の対策のために新しく何かの本を購入するのではなく、普段の学習の延長で受験できないかなあ。それならむしろ理想的な受験の仕方なのだけど。

今思えば、留学していた時に受けていた手紙を書く授業も、ТРКИの試験科目に対応していたわけです。うろ覚えだけれど、すでにロシア語の手紙の書き方の本を持っているから、それで練習しようかな。

仕事で必要なわけでも、学生なわけでもないのに、力試しのためだけにわざわざお金を払って受験しようとする人、私のほかにもいませんか。話題を共有したい……。

*****

ひとまず、あした受験申込書を投函しよう。

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人のTシャツのロゴを、目で追って読む癖があります。

私自身は、意味を知らない言葉が大きくプリントされたTシャツを着るのは、正直あまりおしゃれではないと思っています。だから、よほどデザインが気に入らなければ着ませんし、購入もしません。
けれども、人がロゴTを着ているのは大して気にならないのです。一緒に遊ぶ友人たちの服にロゴがあったら、つい視線がそちらに行ってしまうというだけで……。文字があると、読んでしまうのよ。

英語、フランス語、ドイツ語、そのほかの言語のロゴ。人が多いところであればあるほど、私の目が、道行く人の動きに合わせて近づいたり遠のいたりする文字を追ってしまいます。

◇◇◇

これは今朝のこと。
渋谷駅の、井の頭線の改札から東急東横線に向かうあの通路で、いくつもの文字がうごめく中、私のセンサーが反応しました。前方をゆく黒いTシャツの上に、大きなキリル文字を見つけてしまったのです。

ТОВАРИЩИ!
БУДЬ БДИТЕЛЕН!
ВРАГ СРЕДИ НАС!

(タヴァーリシ)
(ブーチ・ブヂーチリン)
(ヴラーク・スリヂー・ナース)

"товарищи"って、たしかソ連時代によく使われていた呼びかけの言葉だったよなあ。一番下の行が「敵は私たちの中にいる」だから、真ん中の行は、おそらく「気を付けて」みたいな意味かなあ。もしかして、あれかな。ソ連のプロパガンダってやつかな。プロパガンダのポスターに、ああいうキャッチコピーがありそう。
……っていうか、この人、意味を知っていてこのTシャツを着ているのだろうか。だとしたら、この人は一体何なのだろうか。ロシアオタクだろうか。もし知らないで着ていたとしたら、どこでこういうTシャツ手に入れたんだろうか。そもそも、後ろ姿からは判断付かないけれど、日本人だろうか。それとも外国人だろうか。ずんぐりむっくりした体型と、全体的にパッとしない服装と髪型、眼鏡からして、やはりオタク……?

(……と、最後のほうは、見ず知らずの人に対して大変失礼なことを考えていたわけですが、)
気が付いたら、その後ろ姿も渋谷駅のコンコースの雑踏にまぎれて、見えなくなっていました。

キリル文字の書かれたTシャツを目にすることって、滅多にないんです。(私の大好きなバンド「the pillows」のいくつかのTシャツに、ロシア語が使われているのを見つけたときは、思わず喜んでしまいました。)
ましてや、そういったTシャツを着ている人は、もっと見かけないです。外国人が多く集まる、ここ、東京ですら……。


さて、せっかくなので、家に帰って意味を調べてみました。こんな感じでしょうか。

「同志たちよ!用心せよ!敵は我々の中にいる!」

色々調べてみたら、当時のプロパガンダには、スパイへの警戒を促すものも多かったようです。あのTシャツの文面も、きっとそれをイメージしたものだったのだと思います。それにしても、何のTシャツだったんだろう……。

◇◇◇

私も、ひとつだけプロパガンダポスターのポストカードを持っています。
「本を読まないと読み書きを忘れてしまう」と書かれたもので、こちらのサイトにも掲載されていました。
(上記リンクは、ブログ「おそロシ庵」さんの記事です。ほかの記事も面白いです。)

ソ連のプロパガンダポスターのデザインが、私はわりと好きです。色の単純さと素朴さ、余白の多さなどがツボです。留学した時に、もう少しポストカードを買ってもよかったなあ。

*****

用心せよ(`・ω・´)

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プロフィール

HN:
milaya koshka
年齢:
29
性別:
女性
誕生日:
1990/05/06
趣味:
手芸とロシア語
自己紹介:
"милая кошка"はロシア語で「かわいいネコ」のこと。休日に少しずつ作りためたアクセサリーを、下北沢「DIAMOND HERO」にて委託販売しています。ときどき、友人と一緒に「ゆずのか工房」という名前でイベントに出展します。
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