ミーラヤ・コーシュカ 制作日記

三度の飯より手芸が好き。主にビーズアクセサリーを作っています。記事は制作過程や日常のこと。

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古着が好きです。正確に言えば、一時好きで、一時離れ、いま再び好きになりました。

私の古着はじめは、高校生のときでした。通学路にあるおしゃれな古着屋で、マドラスチェックのような柄のネクタイを買ったのが最初だったか、はたまたお香の香りが漂う地元の古着屋で、ニット帽と缶バッチを買ったのが最初だったか、どちらが先だったかは思い出せませんが、とにかくそのあたり。ただし、そのころ、服は親に買ってもらっていたので、私が自分のお小遣いで買った「古着」は、せいぜい小物にとどまりました。

大学生になってからは、お金のない私にとって、「古着」は服を安く買うための切実な手段でした。一人暮らしをしていたアパートから何キロか離れたところにある古着屋に通ったり、下北沢で何軒も古着屋を巡ったり。高校生の時から着ていた服に、新しいものを買い足したいとき、私が足を運ぶお店はほとんどが古着屋でした。自分で新品を買った記憶は2,3回。だからこそ、実家に帰ったときに母に服を買ってもらうと、本当にしみじみと嬉しかったです。

お金がなかったために古着を選んだわけですが、しかし私は古着が好きでした。デパートや百貨店にはない服が手に入る。それをうまいこと組み合わせて着る楽しみがある。ほかの誰ともかぶらないということは、(もちろん人によるでしょうが、)私にとっては極めて大切なことでした。
安いからといってバカみたいに数を買うことはせず、気に入ったものだけを、お財布とよくよく相談して買うという慎重派でしたから、たいていどの服も気に入ってよく着ました。買った服を自分でお直しするにも、古着なら、ためらいなくハサミを入れられたのです。

その後、お金があってもなくても、古着が好きだということに気づいたのは、ここ数か月のことです。

社会人になってから、新品の服を買うことが当たり前になり、古着からは5年以上も離れていました。しかし、ここ最近「また古着を着たい」と思うようになりました。
きっかけは、たった一足の靴を出品するためだけに「ラクマ」に登録したのですが、そこで、その靴が売れたことでした。私も、この靴を買ってくれた人と同じように、状態のいいものを安く探し求めてもいいのでは、と思い始めたのです。
秋冬を控えて、ニットがほしくなった時期でもありました。中古なら、毛玉がついて長く着られなくても、諦めがつくのではという考えもあり、それからほどなく古着探しを再開することになったわけです。

高校生だった10年前とは違って、今はネットで古着市場を巡れます。古着屋を何軒も見て回る時間がないので、これは大変助かります。
一方、変わらないのは探し方。パソコンの画面でわかる情報を頼りに、とにかく選び抜く。最後は「いい状態でありますように」と直感を信じて購入ボタンをクリック。そうして手に入れた服はどれも、ちょっとやそっとでは手放したくないようなもの、できるだけ長く着ようと思えるものばかりでした。はずれは今のところ1つだけ。さすが私、探し方がなっているわ~、なんて自分で自分をほめつつ、ああそうか、そもそも私は古着が好きなのだと思い知ったのでした。

ネットで探すばかりではありません。少し前には、委託先のDIAMOND HEROでオーナーさんが仕入れる古着を買ったり、数日前には高円寺でヨーロッパ製のブラウスを見つけて購入したりしました。高円寺に行ったのは別の用事があったからで、古着屋に入ったのも時間つぶしだったのですが、そういえば、数年前に高円寺に住んでいたとき、私は一軒も古着屋に立ち入らなかったのでした。不思議なものです。

お金のなかった学生時代とは違い、いまは自由に使えるお金が充分にありますから、「切実」だなんて形容をしなくてもいいわけです。自分に似合い、本当にほしいものなら、思い切って買ってみても良し。そのほしいものが安ければ、尚のこと良し。失敗したらしたで、勉強代として割り切れば良し。
何よりも、私の好みに合い、かつ、めったに手に入らないであろう洋服が、お手頃な値段で買える。宝探しにも似たこの楽しみを覚えてしまった今、新品にこだわることは、この先もうないような気がします。上手にお金を使って、上手に服を着る。大人になるって、楽しいものです。

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この楽しみは、一生もの。
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デザフェス前に作ったこちらのヘアゴムを、今日、下北沢DIAMOND HEROに納品します。


同時期に作ったブローチと同じビーズを使っています。

このお花型のデザイン、実は数年前から何度も挑戦してきました。しかし、フェルトから切り抜く段階になると、いつも上手くいきませんでした。

初めてこれを思いついた当時の画像がこちら。記事をさかのぼったら、2015年の7月でした。3年経ってる……。


最近作っているブローチよりもずっと単純なデザインですから、「そんなに悩むか?」と思われるかもしれません。悩むんです。使っているビーズが少ないと、ふちを編むための取っ掛かりにするビーズも少ないので、難しいんです……。

しかし、今回とうとうやり遂げました。ふちのビーズを、白いパールから黒い小さなビーズへ変えたことで、行き詰まりを解決。当初の予定よりもロックな感じになりましたが、大人も使える梅の花モチーフということで、これはこれで完成です。

デザフェスから一か月が経ち、ひとりで過ごす時間もだいぶ確保できたことで、ようやく制作意欲が戻ってきました。年末年始はお家でゆっくり手芸をするつもりです。

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そのうち、色違いを作ろう。
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12月になりました。休日に意識して家に引きこもることで、精神的な充電をしていた私ですが、うーん、11月はなかなか仕事で消耗しました。ようやくブログを書く気が起きたので、今日はこうしてキーボードを叩いています。

10月の初めに受けたロシア語検定3級、無事に合格しました。検定の公式サイトによると、今回の合格率は約46%、合格者の最高点は278点でした。
和文露訳が意外と高得点だったのが良かったです。調子に乗って、これからもっと練習しよう。
一方で、朗読の試験で40点を超えられなかったのが、私としてはかなり悔しい……。でも、心当たりはあるんです。私、母音を意識して発音しないといけないところで、おそらく子音だけになっている。この問題はいずれ別の記事にしますが、一言で言うと、力が抜けすぎているんだと思います。これからもっと練習しなさいということだと考えて、やっぱり練習しよう。そして、来年の10月には2級に挑戦じゃあ。


来年は、ТРКИ(テー・エル・カーイー)という、上とは別のロシア語の試験も受けに行きたいです。ТРКИは、ロシア語版TOEFLのようなものですが、日本では毎年8月しか受けられないのです。本当は、留学していたときに現地で受験できたのですが、私は滞在期間が5か月と短くて、試験を受ける余裕がありませんでした。(というか、滞在期間の短さ以外に現地特有の色々な問題があって、卒論を書きながらの状態で、もはやその試験どころではなかった……というほうが正しい。)

まず、来年の夏に入門レベルを受験して、それ以降は、できるだけ毎年次のレベルに挑戦したい……と計画しています。
試験に受かるための勉強だけでは、語学としてはあまりに物足りないのですが、日々仕事をしながら勉強のモチベーションを保つには、そういう試験を利用するのが手っ取り早いんです。頑張ろ。

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発音の練習、再開しよう。
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きのう、「ソーネチカ」を読んだあと、まだ余力があったので、前から見返そうと思っていた映画をyoutubeで見ました。≪Питер FM≫―「ピーテルFM」という2006年公開の映画で、90分弱とこれまた疲れない長さの映画なのです。

あまり映画に詳しくない私がどうしてこの作品を知ったかというと、この映画が日本の商業施設で初公開されるという情報を、たまたまネットで得たからでした。それも、なんと家のすぐ近くで。
当時私が住んでいたのが高円寺。実家のごたごたの影響で、あと数日で高円寺を出るという時期でした。もしくは、この映画を見たあとに、実家のごたごたが発覚したんだっけ。ちょっと記憶が曖昧です。それくらい、当時色々ありました。
家から徒歩圏のお店でロシアの映画が上映されると知り、出無精に興味が勝ってわざわざ出かけたのでした。……なんて大げさに書きましたが、お店は徒歩圏中の徒歩圏、徒歩1分でしたから、「わざわざ」なんて言ったら遠方から来ている人に叱られますね。

探してみたら、お店のサイトによる公開情報がまだ残っていました。「第1回」とありますが、それ以降のことは私は知りません。高円寺で観た唯一の映画が、これになりました。この日が2016年3月のことでしたから、ロシアで公開されてからすでに10年近く経っていたのですね。

あらすじは割愛。私の好きな雰囲気の映画でした。近いうちにもう一度、今度はひとりでゆっくり観たいと思いながら、ずるずると時間が経ち、あっという間に二年半。きのう、ようやくyoutubeで観ることができたのでした。いやあ、いま本当に落ち着いたんだなあ、生活が。

youtubeにあがっている動画には日本語字幕がないため、さすがに聞き取れないセリフが多いのですが、ストーリーを覚えているので特に問題なし。もしかしたら、ロシア語を知らない人でも、映像だけで話についていけるかもしれません。


ちなみに、「ピーテル」はサンクトペテルブルクの愛称で、作品名「ピーテルFM」はラジオ局の名前、ということです。実在するのかしら。

作品の挿入歌で、«Город 312»(ゴーラト・トリーツァチ・ドヴィナーツァチ)というバンドの曲が流れます。≪вне зоны доступа≫(ヴニ・ゾーヌィ・ドーストゥパ)という曲で、意味は……たぶん「圏外」。映画を見返さなかった二年半も、このMVは時々見ていました。


同じ監督の映画があったら、またの機会に観てみようかな。

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サンクトペテルブルク、いつか行ってみたいなあ。
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忙しかった割には、本を多く読んだ11月でした。「でした」と言っても、11月はまだ終わっていませんが、このまま飛ぶように過ぎるのだろうと思います。

デザフェスが終わってあっという間に一週間が経ちました。イベントの余韻は平日5日間の仕事ですっかり消え、気持ちを新たに次の作品に向かえるかしら……なんて思っていましたが、やはり私にとっては、あの二日間の刺激があまりに強かったようです。何か作りたいという強い気持ちがまだ眠ったまま、ビーズ屋さんへも何となく足が向きません。スマホや携帯の電池が少しずつ減っていくように、イベントにたくさんの人とすれ違い、話すうちに、私は相当のエネルギーを使ったのだと思います。

どこかで読んだネット上の記事に、内向型人間は充電池のようなものだと書いてあり、ひどく納得したことがあります。内向型は内気とは全く別のもの。私は、特別内気ではないけれど、少なくとも内向的であることは間違いない。集中的に人と会うと、それと同じか、それより長い時間、ひとりで過ごす時間が恋しくなります。

無性に本を読みたくなる時というのも、思い返せば、たびたび訪れるそんな充電期間にあたるのかもしれません。
週の前半に長い時間働いた分、仕事を早く切り上げた今日は、どの美術館に行くかで迷った挙句、カフェで少し勉強をしたあと、そのまま帰るのがもったいないように感じて、結局本屋に立ち寄りました。書棚に並ぶ背表紙の中から、前から何となく気になっていたリュドミラ・ウリツカヤの≪Сонечка≫―「ソーネチカ」をパッと取り出し、そのままレジへ。作者や作品に関する予備知識はなく、どちらかといえば「疲れずにすぐに読めそう」と思えたこと、そして、表紙の絵や紙の質感、文字の大きさなど、要は見た目が好みだったことが購入の決め手です。果たして想像通り、帰宅してすぐに読み始め、先ほど読み終え、いまこうしてパソコンのキーボードを打っているわけです。


そういえば、普段、妹より私のほうが帰宅が遅いのですが、今日は妹もまだ帰ってきません。大学生ですから、親しい友人たちとご飯でも食べているのでしょうね。バイトがある日は「ご飯どうする?」と訊いてくる妹ですが、友達と過ごすときは、不思議なくらい何の連絡もありません。謎。おかげで、私はもう少しだけ、部屋でひとりで静かな時間を過ごせるのですが。
この妹も、あと二週間足らずで22歳。そして、来年の春には社会人になります。あと5か月弱、どうかトラブルを起こさず、穏やかに卒業してね……と願います。切に。

話が逸れました。静かで穏やか、それでいて重たくない物語を読むことができ、いま、何とも言えない充実感を味わっているところです。

本と言えば、先日読んだ「ロシア語だけの青春」。著者の講演会が明日17日(土)に開かれるので、申し込んでいたのでした。もちろん、当日の朝の体調と気分が優先ですが、せっかくですから、出かけたいと思います。きっと、面白い話が聴けるはず。

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美術館は、また今度。
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プロフィール

HN:
milaya koshka
年齢:
28
性別:
女性
誕生日:
1990/05/06
趣味:
手芸とロシア語
自己紹介:
"милая кошка"はロシア語で「かわいいネコ」のこと。休日に少しずつ作りためたアクセサリーを、下北沢「DIAMOND HERO」にて委託販売しています。現在、大学生の妹と二人暮らし。

【デザインフェスタvol.48参加しました】
ブースNo.I-92@東京ビッグサイト西4ホール4F
友人「kana」と共同出展しました。ありがとうございました。
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